中小企業診断士の資格を取るべく、過去問の勉強中。
1問ずつ問題を解いていきますが、間違ったところがあればコメントいただけるとありがたいです。
なお、問題は中小企業診断士協会の方で配布しているので載せません。
令和4年度 経済学・経済政策 第二問
概要
日本の実質GDP成長率を需要項目別にしめしたもの。グラフ上の成長率の変化がどの需要項目かを示す。
考え方
2020年度時点で、マイナス成長となったものがほとんどの中、マイナスの1,2位と唯一プラスで残った項目が何かを考える。
回答には公需、個人消費、設備投資の組み合わせが記載されているのでこの中から考える。知識として知っていれば最も良いが、個人的な感覚と当てはめる。
2020年度は年度の始めからコロナ禍に入っており、行動制限が非常に大きかった年。
消費が冷え込んだ時期であり、個人消費が最も落ち込んだと考えられる。また、企業も投資を控えた。
また、消費が落ち込む中で成長した項目が唯一あるが、上述の通り個人や企業はお金を使わないかつ景気も悪化してきていたので、景気の底支えのため公的な投資がされていたと想像できる。なのでプラス成長だったのは公需だと考えられる。
回答
a:公需、b:個人消費、c:設備投資
なのでアの選択肢が正解となる。
覚えること
コロナ禍に入ったのは2019年12月から。2023年10月まで行動制限があった。