中小企業診断士の資格を取るべく、過去問の勉強中。
1問ずつ問題を解いていきますが、間違ったところがあればコメントいただけるとありがたいです。
なお、問題は中小企業診断士協会の方で配布しているので載せません。
令和4年度 経済学・経済政策 第四問
概要
絶対所得仮説によって、どんな行動をとるかを考える。
考え方
絶対所得仮説とは、
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個人の消費はその期間の収入に比例し、収入が増えれば消費も増え、収入が減れば消費も減る。絶対所得仮説では、将来の所得の予想や期待から影響を受けないと考えられています。
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反対に、恒常所得仮説というのは
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一時金の支給によって所得が増加しても、消費は増加しないと考えられています
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※どちらもGoogleの生成AIの回答
ざっくりいうと
絶対所得仮説:お金が入ったすぐ散財しちゃう。
みたいなイメージか。
回答
それぞれの回答を正否で判定する。
ア 今月は職場で臨時の特別手当が支給されたので、自分へのご褒美として、外食の回数を増やすことにした
典型的な絶対所得仮説の行動なので正しい。
イ 将来の年金が不安なので、節約して消費を抑制することにした。
恒常所得仮説にあたる使い方なので誤り。
ウ 職場の同僚が旅行に行くことに影響を受けて、自分も旅行に行くことにした。
所得が増減しているわけではないため、XX所得仮説のどちらにも該当しない。誤り。
エ 新型コロナウイルスの影響で今年の所得は減りそうだが、これまでの消費週刊を変更することは困難なので、これまで通りの消費を続けることにした。
一時的な所得の減少で消費行動を変えないということなので、恒常所得仮説にあたる。誤り。
オ 賃上げによって給料が増えることになったが、不景気が当分続きそうなので、消費は増やさないことにした。
一時的な所得の増加で消費行動を変えないということなので、恒常所得仮説にあたる。誤り。
というわけで正解はア。
覚えること
絶対所得仮説:お金が入ったすぐ散財しちゃう。