不労所得を増やす

不労所得を増やして、アクセク働かなくても豊かな生活ができるようになるまでの軌跡。

令和4年度 経済学・経済政策 第一問

中小企業診断士の資格を取るべく、過去問の勉強中。

1問ずつ問題を解いていきますが、間違ったところがあればコメントいただけるとありがたいです。

なお、問題は中小企業診断士協会の方で配布しているので載せません。

 

令和4年度 経済学・経済政策 第一問

概要

ジニ係数について問う問題。

そもそもジニ係数とは

値は0から1の間をとり、0に近づくほど所得格差が小さく、1に近づくほど所得格差が拡大していることを示します。
ジニ係数の利点は、手元に統計データさえあれば、誰でも格差の度合いが求められるところです。
一般的な目安は「0.5」と言われており、この数値を超えると所得格差がかなり大きい状態となります。

(Googleの生成AIより)

というもの。

 

本問では「当初所得ジニ係数」と「再配分所得ジニ係数」でどう変化したかを説明する。

ちなみに、当初所得ジニ係数は税金や社会保険料を差し引く前の所得金額。再配分所得ジニ係数社会保障料および税金の控除をおこない、年金や医療、介護などの社会保障給付をくわえた所得。

ちょっと違うけど、給料でもらった額か、年金とか保険料を配った額か。

 
aの記述:

1990年代はおおむね0.5を下回るジニ係数だった(当初所得の所得格差は小さかった)のに対して、2000年代に入ると0.5を超えるので、所得格差は拡大したといえる。なので正しい。

 

bの記述:

再配分所得ジニ係数はどの年も同程度の水準で、当初所得ジニ係数が上がっているため、相対的に所得格差の改善度は上がっているといえる。なので正しい。

 

Cの記述:

bで記載した通り、再配分所得ジニ係数はどの年も同程度の水準なので、所得格差は広がっていない。なので誤り。

 

回答

a:正、b:正、c:誤

なのでアの選択肢が正解となる。

 

覚えること

ジニ係数は0から1の間をとり、0に近づくほど所得格差が小さく、1に近づくほど所得格差が拡大していることを示す。一般的な目安は「0.5」と言われており、この数値を超えると所得格差がかなり大きい状態。