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太陽光発電の試算

太陽光発電をするか悩んでいた時、「業者に見積もりとると営業かけられて面倒だし、自分で発電量とか見積もれればいいのにな~」と思ってました。設置してから知ったんですが、大体の見積もりは自力で何とかなるもんです。

 

 

 

太陽光発電でペイするのか

太陽光発電の導入を悩むときに一番気にするのって、購入金額に対して、どれくらい稼ぎだせるかだと思うんです。(一応、災害時の電力として使えますがあくまでも補助的な機能じゃないかと)

なので、購入金額の見積もり方と、どれくらい稼ぎだせるかを考えていきたいと思います。

 

太陽光発電導入の見積もり

いうまでもなく、業者に見積もってもらうのが一番早いですw検索したらすぐに見積もりサイトが出てくるので、そこでもよいかもしれないです。

自力でやるなら、屋根の面積と向きによってどれくらいの発電パネルが置けるかを見積もる必要があります。太陽が当たる向きにある屋根の面積にあわせてパネルをメーカーのサイトで選定しましょう。

パネルに加えて、工事費がだいたい50万円~80万円くらいでしょうか。

 

太陽光発電で稼げる金額

太陽光発電によって稼げるお金としては、「今まで使っていた電気代の節約」と「売電による収入」の二種類があります。

電気代の節約額

一般的な家庭の電気契約だと「従量電灯B」だと思います。電力会社によって単価は変わると思いますが、2017年6月時点の東電の単価は以下の通り。テプコのホームページより。

~120kWh 19.52円

120kWh~300kWh 26円

300kWh~ 30.02円

300kWh以上使っている場合は、発電で賄うと売電よりお得ですね。また電気代にこっそり乗ってる「再エネ賦課金」も2017年は2.64円/kWhも上乗せされるので、なるべく節約にまわして電気を買う量を減らしたほうがお得。

 

売電価格

売電は発電した量-使った量のあまりを買ってもらうのですが、単価が法律で決まっています。FIT法というので、2017年で家庭で発電する量なら28円/kWhで売れます。

 

じゃあ、発電量は?

節約するにしても売るにしても、どれくらい発電するかが分からないですよね。発電量の目安はNEDOという独立行政法人で計算式が公表されています。簡単にすると

発電量=日射量×発電容量×0.73×日数

で、発電量の計算ができます。

ここで出てくる日射量とは、太陽から降り注ぐエネルギーの量で、こちらもNEDOが全国の地域別、月別の日射量を公開してますので自宅の近くの地域を選択して推測可能です。

発電容量は、最初に見積もったパネルの発電容量の合算で、200Whが10枚なら2kWhという具合の計算です。

 

仮に日射量が4.00、発電容量が2kWhの場合の月の発電量を求めると、

4.00×2×0.73×31=181.04kWh/月

となります。

 

いくら稼げるのか

これで仮に売電すると考えると、

181kWh×28円=5,069円

が、一ヶ月の売電による収入になります。

日射量が一年中同じと仮定しても、

5,069円×12カ月=60,828円

15年でも90万円くらいなので、工事費払ってトントンくらいとかですかね。やっぱ枚数をある程度設置しないと損します。

(ちなみに売電単価は10年固定で、過ぎると下がる事が見込まれるので更に厳しい結果になります…)

 

うちも20枚でギリギリ15年でペイする試算なので、安く買うか、枚数を多めに入れるかしないと厳しそうです。

 

自力で試算して、あとちょっとな金額になったら業者に見積もりをとった方がいいですね。試算が価格交渉の材料になりますので。